古高点描

古高点描

古高点描~みやぎ高校生フォーラム(1月28日)

みやぎ高校生フォーラム
 1月28日(土)にみやぎ高校生フォーラムが県庁で行われ,本校は生徒会のメンバー2名で参加してきました。
 浦戸諸島野々島の復興ボランティア活動や古高祭での売り上げを熊本の復興のため寄付したことなど,一年間の古高生徒会活動についてパネルにまとめ紹介しました。

   

古高点描~救命講習(1月10日~18日)

1年生 救命講習
1月10日~18日の期間に,大崎消防署の方々の協力をいただき,心肺蘇生法について学びました。日替わりでクラスごとに,1年生全員が,胸骨圧迫,人工呼吸,AEDを全員が実際に体験しました。どのような状況の時に,どう対応すればよいのか,具体的に映像を見ながら分かりやすく説明していただきました。
東日本大震災では,中高生が地域において重要な役割を担いました。地域社会において,高校生ができることはたくさんあります。万が一,緊急の場面に遭遇した際には,今回の学習を生かして力になってもらいたいと思います。
 

古高点描~大学入試センター試験(1月14日、15日)

1月14日,15日 大学入試センター試験
14日,15日に3年生216名がセンター試験に挑みました。
前日,13日には,直前集会が行われ,校長先生,学年主任,進路部長から激励の言葉があり,その後,生徒の決意表明とだるまの目入れ,エールが行われました。(1/14付大崎タイムスに掲載)
14日,15日は,東北大学川内北キャンパスに81名,東北福祉大学国見キャンパスに52名,東北学院大学土樋キャンパスに33名,宮城学院大学に40名,東北工業大学に10名と分かれて受験しました。
16日には,自己採点を行い,23日から2次試験の出願,国公立大学の前期日程は2月25日から始まります。
 
  センター試験前日のだるまの目入れ                     エール
 
  当日(東北学院大学土樋キャンパス)

2年生は,センター試験まで残り1年となり,13日に進路講演会が行われ,16日には,実際のセンター試験の問題を解き,現時点での学力を把握しました。これから,本格的に受験勉強がスタートとなります。
1月17日から朝課外が始まりました。想定していた数以上の150人を超える申し込みがあり,急きょクラスを増やして実施することになりました。担当する先生方にも,予定した回数より多く朝早くきて指導していただくことにしました。

古高点描~全校集会(1月6日)

1月6日(金)に全校集会が行われました。
校長講話では,校長室にある『行之貴日新』という書についてのお話しがありました。
この書は,1906年に満鉄の初代総裁となり,08年から11年まで第2次桂太郎内閣の逓信大臣兼鉄道院総裁を務めた 後藤 新平 氏が,大正2年(1913年)に本校で講演した際に,書かれたそうです。

漢詩「千里始足下, 高山起微塵,吾道亦如此,行之貴日新」の一部で,読み方は,「これを行いて日々に新たならんことを貴ぶ」で,「千里の道も一歩から,何事も新しい気持ちで取り組むことが大切である。」という意味があります。
その後,後藤氏は,1916年から18年まで内務大臣兼鉄道院総裁,外務大臣,20年から東京市長に就き,関東大震災の翌日には内務大臣となりました。後藤氏が取り組んだ関東大震災時の東京復興計画は,現在でも有効だとして高く評価され,2011年の東日本大震災で再び注目されているそうです。
今年一年,新たな気持ちで,自分の信念を持って目の前の課題に取り組んでもらいたい。という話をいただきました。

古高点描~合唱部コンサート(12月22日)

合唱部コンサート 12月22日(木)
12月22日(木)の放課後に,合唱部によるクリスマスコンサートが本校多目的ホールで行われました。サンタの帽子をかぶり楽しそうに歌っている姿と優しい歌声に癒やされ,クリスマス気分を味わうことができました。
修学旅行などで全体での練習時間があまり取れなかった中,昼休みなどを返上して頑張って準備していたそうです。
忙しく部活動に向かおうとしていた人達も,ちょっとだけでも足を止め,2階からも多くの人達が聴き入っていました。

  

古高点描~今年の漢字(12月13日)

12月12日に恒例の今年を表す漢字が「金」になったと発表されました。
そこで,13日の朝自習で,1年生に
あなたの「今年の漢字」を教えてください。また,その理由を書きなさい。
と課題を出しました。
学年全体で,「変」が一番多く選ばれました。
その理由としては,
・中学校から高校へ進学し周りの環境やシステム,周囲の人間や部活など大きく変化した。自分の新たな側面が見えてきて,自分自身も良い意味で変わることができた一年だった。
・今年は変化の多い年と思い,この字を選んだ。まず,環境の変化,義務教育の終了とともに行動の責任の大きさ,学習内容,学校の仕組みなど大きく変わった。
などが挙げられました。
その他にも,
「新」・・・入学してから全てが新しいことで不安もあったがひとつひとつ乗り越え成長することができた。今後も新しいことに挑戦したい。
「初」・・・今年はそういえば中学3年の冬から始まったのだな,と思い出しました。受 験勉強したことが懐かしい。今年新たに始めた部活など初めてのことにたくさん挑戦で,良い一年になったと思う。
「忙」・・・朝の応援練習,定期戦後の大会の応援,定期テストなどとても忙しかった。 しかしどれもやりがいがあった。
「楽」・・・古高に入り楽しく過ごしている。もう一つの意味は,勉強が多くなり楽をすることができなかった。
「挑」・・・挑戦する行事が多かった。10科目になり中学校とは比べものにならない数のテスト,部活ではレベルの高いプレーが求められるようになった。来年も頑張りたい。
「信」・・・自分を信じること,仲間を信じることの重要さを改めて実感することができた。初めての大会で決勝に残ることができ,正直驚くとともに,自分はこんなに頑張れるのだと感じた。
「苦」・・・今年の最初は受験で苦しみ,入学後はクラスの雰囲気になじめずとても苦労した年であった。だが,今となってはクラスのみんなと仲良くなっているので良かった。
「学」・・・地元を離れ,古高に入学していろいろなことを学んだ。

担任より;理由には様々な思いが綴られており,一人ひとりの成長を感じるとともに入学以来いろいろなことがあったのだなと,読んでいて胸に迫るものがありました。

古高点描~2学年 修学旅行(12月6日~9日)

2年生は,12月6日(火)~12月9日(金)の3泊4日で,関西方面に修学旅行に行ってきました。1日目は,京都に移動し,全体で,清水寺,金閣寺を見学しました。
2日目は,大阪や奈良などにクラスごとに,3日目は,班別の研修を行いました。最終日は,三十三間堂を全体で見学し,古川へ戻ってきました。
京都の歴史と文化や,大阪の地理や文化など大いに触れる機会になったようです。
生徒たちが作成した報告書は,後日多目的ホールに掲示しますので,保護者の方も学校にお越しの際は是非ご覧ください。

班別研修報告書(一部抜粋)より
・東映太秦映画村に行きました。時代劇やドラマの撮影場所として使われていて,その日も「科捜研の女」の収録が行われていました。忍者の修行をしたり,トリックアートを見たりなど様々なアトラクションを体験してきました。
・慣れない着物を身にまとい,京都の町並みを歩きました。歩いているとたくさんの外国人観光客に声を掛けられ,写真をお願いされました。
・初めての和菓子作り体験で,職人さんから直接教えてもらうことができました。慣れない作業でとても難しかったですが,楽しんで作ることができました。一人ひとりの個性がでる作品になりました。
・伏見稲荷の階段を頂上まで登れて達成感がすごかった。頂上からの景色はすごかった。組紐はちょっぴり作り方が難しかったが,作って楽しかった。歩いて町並みを見て,京都の歴史を肌で感じられていい経験だった。
  
         1日目 清水寺                            1日目 金閣寺

  
      1日目 ホテルで夕食                     2日目 クラス別研修に出発

  
   2日目 クラス別研修              2日目 クラス別研修
    (奈良 東大寺)                  (大阪 海遊館)

 
          3日目 班別研修(伏見稲荷)                 3日目 班別研修(伏見稲荷)

  
       4日目 三十三間堂                      4日目 帰路

古高点描~加美地区父母教師会懇談会(12月6日)

加美地区父母教師会懇談会
12月6日(水)に,加美地区の父母教師会懇談会が行われました。
今回は,元衆議院議員の石山氏をお招きし,「現在の大学生の気質について」という演題でご講演いただいました。
東北大学の研究員として,そして,専門学校の化学の講師として10代後半から20代前半の学生と接している経験から,お話しをされました。
ご自分の学生時代と現在の学生との違いや現在の学生がおかれている社会的背景など,石山氏が保護者の世代と同じなので,大変わかりやすく興味深い話を聴かせていただきました。さらに,大学選択のポイントとして国立大学と私立大学との違いや,推薦入試での小論文と面接のポイントなど,先生の経験から多くの情報をいただくことができました。ご自身の時代は,大学入試が人生の大きな関門だったが,今の学生は,就職試験が社会とのの関門になっているという話も大変参考になりました。
雪が舞う寒い日でありましたが,石山先生の熱心な話とともに,加美地区の父母教師会の子供を見守るほんわかとした温かさが感じられる研修会となりました。

学校からの話題提供の中で,Fメールの登録ができないという質問がありました。登録できない理由として,単純に設定を変えればよいものから,そもそも機種が対応していないものまで様々な原因が考えられるようです。現在,使用しているメール配信システムがフリーのものであり,そのような状況に対応するアフターサービスがありません。その他にも問題点があり,現在検討している段階です。ご不便をおかけしますが,もうしばらく時間をいただければと思っています。

  

古高点描~音楽の授業(12月2日)

音楽の授業
いつも音楽室から箏の音色が聞こえてきて,楽しそうな授業だなと思い気になっていたので,12月2日(金)3校時,1年生の音楽の授業を参観してきました。
音楽室の中に入ると,生徒たちは,授業が始まる前から熱心に練習しており,興味関心の高さを感じました。
現在,音楽では,日本の伝統的な音楽に親しむということで,箏で『さくら変奏曲』を演奏しているそうです。本時は,「唱歌(しょうが)の表すリズムや旋律について知覚し,それらの働きが生み出す特質や雰囲気を感受しながら『さくら変奏曲』の主要部分を弾くこと」をねらいとして,ペアとなり唱歌(しょうが)とその奏法をお互いに確認しながら練習しました。
授業では,単に弾く練習だけでなく,奏法やリズムにどんな特徴があるか考えながら,自分が感じたように歌いやすい唱歌(しょうが)を入れながら演奏する発展的な活動などもあり,45分があっという間に過ぎていきました。
今後は,知覚感受した唱歌(しょうが)や旋律の特徴,雰囲気を生かして『さくら変奏曲』の後奏を創作する活動なども予定しているそうです。

  

古高点描~スキー合宿所(11月15日)

スキー部合宿所
11月15日にスキー部合宿所の点検を行ってきました。本校のスキー部合宿所は,上野々スキー場の直ぐ目の前にあり,夏には剣道部も合宿で利用しました。

  

古高点描~文部科学大臣杯青少年弁論大会 最優秀賞(11月13日)

文部科学大臣杯青少年弁論大会 最優秀賞
第61回文部科学大臣杯全国青少年弁論大会(日本弁論連盟主催)が11月13日,那覇市の県立芸術大学で開かれました。優勝に当たる最優秀賞に,2年生の今野泰齋さんが受賞しました。下のアドレスは,琉球新報の記事
   http://ryukyushimpo.jp/news/entry-393813.html

    

古高点描~大衡志田地区PTA(11月12日)

大衡志田地区PTA
11月12日(土)に松山公民館で,大衡志田地区の進学懇談会が行われました。今回は,地区内の生徒・保護者を対象に,講師として 河合塾東北本部東北営業部長の山田 祐子氏をお招きし,『知らないと損する!最新の入試情報と入試への心構え』と題して,ご講演いただきました。現在の大学入試の状況や学習対策。そして,どんなことを意識して学習に取り組むべきかなどなど大変貴重なお話しを伺うことができました。

  

古高点描~生徒総会・生徒指導集会(11月11日)

生徒総会・生徒指導集会
11月11日(金)に生徒総会と生徒指導集会が行われました。生徒総会では,古高祭の実施時期や来年度の定期戦について熱い討論が繰り広げられました。その様子を,築館高校の生徒会の生徒10名が見学に来ていました。
また,生徒指導集会では,『ネット被害未然防止対策』と題して,宮城県警察サイバー犯罪対策室の糸井重人係長の講演がありました。

 

古高点描~宮城県中学校・高等学校英語教育研修会(11月9日)

宮城県中学校・高等学校英語教育研修会
11月9日(水)に,県中学校・高等学校英語教育研修会が本校会場に行われました。
県内から,中学校と高等学校の英語の先生が,約50名来校され,最初に1年4組のコミュニケーション英語Ⅰ,2年1組のコミュニケーション英語Ⅱの授業を参観し,その後,授業検討会を行いました。
午後には,東北大学グローバルラーニングセンターの島田 和久先生をお招きし,『大学のグローバル化の取り組み~東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGL)を例として~』という演題でご講演いただきました。

 

古高点描~避難訓練と防災講演会(11月8日)

避難訓練と防災講演会
11月8日(火)に避難訓練と防災講演会が行われました。
今回の避難訓練は,震度6の地震が発生したという設定で,シェイクアウト訓練と担架による救助法を学ぶことを目的として行いました。
その後,東北大学災害科学国際研究所の佐藤 翔輔先生より,『防災・減災と「生きる力」』という題で講演をしていただきました。この日は,地域の社会福祉協議会の方々,自主防災組織の方々,区長さんなど約20名の方々も参加していただきました。ありがとうございました。

  

生徒の感想
・地震と震災の違いを初めて知りました。防災と減災についてのお話の中にハザードマップや食料の備蓄などが出て,親に任せきりになっていたので自分の意識の低さを感じました。災害に備えるために,食料など必要な物について考えること,いつ起こるか分からないことを念頭に置き,心の準備をしていきたいです。
・「生きる力」の大切さを学ぶことができました。人をまとめる力,問題に対応する力,人を思いやる力,信念を貫く力・・・様々な力を身に付けられるようにし,自分の命やまわりの人の命を守れるような人になりたいと思いました。また,地震だけでなく,いろいろな災害の場合でも早めに判断して,しっかりと行動できるようにしたいと思いました。

古高点描~数学の公開授業研究会(11月7日)

数学の公開授業研究会
11月7日(月)に,数学の公開授業研究会が行われました。大崎地区を中心に,10名の数学の先生方が来校し,1年3組で「三角比」の授業を,2年2組で「指数・対数」の授業を参観しました。授業の後,授業検討会を行い,ペア学習や週末課題などさまざまな指導方法について情報交換をしました。また,県高校教育課の太田指導主事と県総合教育センターの佐々木指導主事からご指導ご助言をいただきました。

 

古高点描~みやぎ総文2017 プレ総合開会式(11月6日)

みやぎ総文2017 プレ総合開会式
11月6日(日)に,仙台サンプラザにおいて,みやぎ総文2017のプレ大会の総合開会式とパレードが行われました。
総合開会式では,企画委員として参加している本校の生徒が他校の生徒といっしょになり重要な役割を担っていました。
また,パレードでは,文芸部の生徒がPRに参加しました。



みやぎ総文2017とは,来年宮城県で開催される,第41回全国高等学校総合文化祭のことで,文化部のインターハイともいわれています。吹奏楽,演劇,合唱,写真,囲碁,将棋など23の部門で開催されます。大崎市では,軽音楽部門が大崎市民会館を会場に行われる予定です。本校の生徒は,総合開会式の企画委員と,美里町文化会館で開催される「吟詠剣詩舞」の実行委員に任命されています。その他,各部での参加は今後決まる予定です。

古高点描~新人大会の活躍(11月3日~11月6日)

新人大会の活躍
11月4日~6日に名取市民体育館で行われた,卓球の県新人大会で,男子団体がベスト8入りしました。
11月3日~5日に泉総合運動場で行われた,ソフトテニスの県新人大会で,男子団体が第3位になりました。
11月3日に仙台一高で行われた,将棋の新人大会では,個人で全国大会出場を決めてきました。
11月5日に石巻専修大学で行われた,自然科学部の発表会では,高等学校理科研究会化学部門において化学部会長賞をいただいてきました。
文芸部では,県文芸作品コンクール随筆部門で最優秀賞をいただきました。
その他,多く部でこれまでの練習の成果を発揮し,頑張っているようです。これからも応援をよろしくお願いします。

   

古高点描~大学出前講座(11月2日)

大学出前講座
11月2日(水)に1,2年生対象に,大学出前講座が行われました。
今年は,県内外から11大学14名の大学の先生を講師としてお招きし実施しました。
生徒たちは,大学における各分野の専門的な学問内容に触れ,知的好奇心を膨らませていました。

 

生徒の感想
・今回の講義で法や憲法に対するイメージががらっと変わりました。法には私たちの権利を守り,よりよい世界を作るためにあること。また,昔の人が今まで当たり前となっている自由や権利を求めて命をかけて手に入れた,とても重みのあるものだと知ったからです。今私がこんなに幸せな環境にいることをとても感謝しています。驚いたことは,私たちは日常生活でも常に法律行為を行っているということです。例えば,ペットボトルを買うことも契約を結んでいるのだそうです。こんなにも法は身近にあるものなのかと驚きました。そのことに関して,先生は,「法は空気のような存在。あっても意識しないが,汚れたりなくなったりすると大変だ。」とおっしゃっていました。まさに,そのようだと思います。蛇口をひねって水が出るのは法のおかげでもある。法によって私たちの生活が支えられていることにも驚きでした。
・私はレオナルド・ダ・ヴィンチは芸術家としての面しか分かっていなかったので,科学的な部分を知ることができ良かった。レオナルド・ダ・ヴィンチは,「最後の晩餐」の中で,裏切り者の弟子の真理まで汲み取って描いているようです。他の画家たちは,キリストの目の前に描いていたので,ダ・ヴィンチは視点が違うなと思いました。ダ・ヴィンチの絵画は,その1つの作品の中にさまざまな物語が詰め込まれているように感じました。「モナ・リザ」や「最後の晩餐」の心理描写にもっと注目してみたいと思います。ダ・ビンチは,芸術だけでなく,「万能の天才」と呼ばれるほど多彩な才能を持っていた人です。それは,彼がいろいろなことに興味を持ち,探究心があったからだと思います。私も,いろいろなことに興味を持って,文型や理系という中の教科だけ勉強するのではなく,幅広く学びたいです。私は,世界史を専攻しているので,ルネサンスについて学ぶ機会がありますが,絵画の中に込められている思いや偶然のイメージを見つけて,ルネサンスの美術に対する理解を深めたいと思いました。
・牛やクローンについてとても面白く学ぶことができました。岩手県には,雌牛が50,000頭いるのに対し,雄牛は20頭しかいないと聞いて驚きました。また,日本の牛はほとんど人工授精によって生まれ,日本には家畜人工授精師という職業がありその人達によって人工授精されていることを知りました。優秀な雄牛の精液は値段が高く,数十万円もするそうです。そして,その精液を見せてもらうことができました。液体窒素の中に,プラスチックに包まれた精液を取り出し,お湯で温めて顕微鏡で観察したら泳いでいてすごいなと思いました。他にも体外受精やクローンについて学ぶことができました。このクローン技術が医療などの他の分野にも応用されれば,多くの問題が解決されると思います。しかし,遺伝子操作などが当たり前になれば,どの範囲までクローン技術を使ってという生命倫理を考えなけれならないと思いました。この講義を聞いて,農学はこんなに面白いものだと感じることができました。
・アンカリング効果は,行動経済学でよく言われている理論で,アマゾンや近くのスーパー,家電量販店でも目にするもので,提示された特定の数値や情報が印象に残り,基準点(アンカー)となり,購入判断に影響するという心理傾向であることを学びました。スターバックスコーヒーの話では,大きなサイズの方が得なのに買う人が少ない。少ないのになぜ大きいサイズがあるのか。それもはじめに出てきた効果と関係していることが分かりました。日本ハムの優勝の話では,スターだけでなく縁の下の力持ちがいるおかげでスターの力を最大に生かせ,チームはより良くなる。比較優位の考え方は,身近にあてはまることが多く部活動でも生かせると思いました。先生のお話で「人に伝えられる,後輩に言葉で残せる経験をしたならそれは有益なこと」という言葉が印象に残りました。目的をしっかりもって,自分がしたいことをしてしっかり経験を積んでいきたいと思います。自分の想像していた経済学とは違ってすごく面白かったと思いました。

古高点描~地理の授業(11月1日)

地理
11月1日(火)3校時に3年5組で行われた地理の授業を参観してきました。
今日は,これまで調べたヨーロッパの「地形や気候」,「歴史や文化」について班の代表が発表し,その後質疑応答をする時間でした。発表者は,調べたことだけではなく自分の考えなども交えて自分の言葉で上手に説明していました。発表後に,鉄のカーテンのことで質問が出ましたが,ベルリンの壁との違いなどを例に分かりやすく答え,理解を深めていました。
古高生は知識もあり発想も豊かなので,講義形式ではない,このような主体的に取り組み意見を出し合いながら互いに高め合う授業も効果的だと感じ参観しました。