古高点描

古高点描

古高点描~2年生総合的な学習の時間「学問探究ポスターセッション」

 本日1月26日(金)の午後、5校時から7校時にかけて、2学年の総合的な学習の時間の授業の一環として「学問探究ポスターセッション」が行われました。
 例年2学年の総合的な学習の時間では、進路学習と並行して学問探究を行っています。自分の興味のある学問分野の新書を読み、本を選んだ理由とその内容を要約してレポートにまとめるものです。今年はその過程で、本の内容を自分のものにするために、ポスターセッションを行いました。最も興味を持った内容を他の生徒に理解してもらうために、どのようなポスターを作成し、どのように分かりやすく発表するか。自分のものとなっていなければできません。また、他の生徒の発表を聞き、分からないことを質問することも重要です。小グループに分かれて、互いに発表し、質疑応答をして、それぞれの発表を評価し合いました。その後各グループの代表1名が、クラス全員の前で発表を行いました。
 メモを見ながら説明を行う生徒も少なくありませんでしたが、クラスメイトの明確な問題意識や分かりやすい説明を聞いて、刺激を受けた生徒が多くいたように感じました。
 最終的なレポートが素晴らしいものになることを祈っています。

平成30年年頭の全校集会

 今日1月5日は穏やかな日和とはなりましたが、朝は古川で-7.7℃を記録する厳しい寒さとなりましたが,授業が再開し,全校集会に集まった生徒たちは引き締まった表情を見せていました。
 金和宏校長からは、1年の計は元旦にありというように、新年に当たり、諸君も受け身にならず、社会の諸問題を主体的に世界的視野で考えるために、幅広く学ぶ姿勢を大事にしてほしいとの訓示がありました。また新年恒例の駅伝をテレビで観たが、駅伝はチームで走ることで持ちタイム以上の力を出すもので、チーム力が感動を与えるのだ、同じようにチーム古高として、皆が励まし合い、諦めずに達成する意志を持って頑張ってほしいと激励しました。
 その後、生徒たちは校歌を声高らかに歌い、気持ちを一つにしました。

金校長のお話

2学年修学旅行

 12月5日~8日の3泊4日で修学旅行が行われました。
 今年は例年の京都に加えて広島にも足を伸ばし、平和への気持ちを新たにました。
 
 平和資料館見学
 


 原爆の子の像への献花                 原爆ドーム見学
      


 金閣寺拝観                         清水寺拝観
     

EU講演会

EU主催の出前講演会「EUがあなたの学校にやってくる」の実施校に選ばれ、本日11月10日、フランス大使館の一等書記官のルカ・フロマンさんが来校されました。現代社会の授業の一環としての1年生を対象の講演会で、流暢な日本語でEUを紹介、その後生徒からの活発な質問に答えて頂きました。
 フランスの方だということで、生徒からは、パリのお奨めの料理はといった文化に関するくだけた質問から、フランスの原発政策に関する教員も驚くような難しい質問も出ましたが、ルカさんは、ウイットを交えながら、丁寧に答えてくれました。
 講演後はフランス留学を予定している3年生にフランス語を少し交えて話をしていました。日本語は漢字と仮名が交じった文字に興味を持って趣味的に始め、その後日本に二度にわたって留学。日本人女性と結婚して一緒に暮らしているそうで、それも日本語の上達につながっているのだろうと思いました。

創立百二十周年記念式典・講演会

 本日創立百二十周年記念式典が、宮城県教育委員会教育長髙橋仁様、宮城県議会議長で本校同窓生の中島源陽様を始めとする多くのご来賓をお迎えして厳かに執り行われ、その歴史の重みを職員生徒皆が共有しました。
 校長式辞、同窓会長の挨拶、ご来賓の祝辞の後、現生徒会長の早坂峻輔君が、新たな歴史を刻んでいく気概を示す「生徒代表の言葉」を述べ、同窓生の気持ちに応えました。最後に共学化した本校の未来を象徴するように、生徒全員で混成四部合唱の美しいハーモニーで校歌を、そして新旧の応援団長と歴代初の女子の旧副団長のリードで図南歌を、それぞれ高らかに歌い上げました。

校歌を四部合唱で歌う


図南歌のリードをする新旧の応援団長と旧副応援団長


 講演会は本校同窓生で、東京大学名誉教授・名古屋大学客員教授の荒川忠一先生が、「風力発電の国内外の最新動向と日本の探るべき方向性」を演題にご講演下さいました。こちらもこれからの世界を居ながらにして俯瞰できるような、お話で生徒を刺激するものでした。 

日本の風力発電の現状を嘆き熱弁をふるう荒川先生