2017年5月の記事一覧
古高点描~1年遠足(平泉方面)
5月26日(金)に,1年生の遠足が行われました。本来であれば,毎年恒例の船形山登山が行われるはずでしたが,前日までの悪天候の影響により,残念ながら登山は中止となり,平泉方面への遠足となりました。
たまに小雨がぱらつく天気でしたが,午前中は全員で月見坂を登り,金色堂や讃衡蔵,中尊寺本堂などを見学し,午後は一関市博物館で,宮城・岩手で盛んであった和算研究に関する展示や,放浪の画家蓑虫山人についての展示などを見学しました。
中尊寺では,普段の授業の緊張から解放されたリラックスした様子で,友達と笑顔で談笑しながら歩く生徒諸君の姿が印象的でした。また一関市博物館では,展示されている和算の問題に,集合時間ぎりぎりまで取り組む姿が見られました。
道中のバスも,各クラスそれぞれに盛り上がりを見せたようです。普段の忙しい日々とは違ったのんびりした1日で,生徒諸君はリフレッシュできたのではないでしょうか。
古高点描~2年校外研修
2年生校外研修
5月24日(水)に,東日本大震災の被災の状況と復興の現状を視察し,将来,地域社会に貢献することをねらいとして研修旅行が行われました。
5月16日に事前学習として「語り部」講演会を行い,クラス毎に研修コースを企画し実施されました。
主な研修先(クラス毎に,6つのコースに分かれて研修)
大川小学校,石ノ森漫画館,あすのためのミュージアム,門脇小学校,日和山,つなぐ館,南三陸ポータルセンター,南三陸さんさん商店街,閖上の記憶,荒浜小学校,仙台3.11メモリアル交流館 など
なお,研修報告は,古高祭にて展示しますので,是非ご覧ください。
生徒の感想
・今まで海の方に行ったことがなかったが,初めて行って何も言葉が出なかった。復興が進んでいるとしても全く何もない所もあり,本当に同じ県内なのかと疑いたくなるようだった。安易に“頑張れ”なんて言えないと思った。
・同じ震災を経験したけど,内陸部と沿岸部での被害の大きさの違いに驚きました。テレビで見るのと実際に見るのとでは全然違いました。
・思っていたよりもひどくて,重くて,苦しい現実を知って,辛くなったし,復興が早く進むように何かしたいと思った。震災から時が経つにつれ,被災地に来たり,自分から知ろうとする人が少なくなっていて,3月11日が来ないと思い出さない人もいると思う。特に,被害が少なかった場所の人などは。語り部の人が言っていたように,家族などいろんな人に伝えていかなければいけないと思った。
古高点描~同窓会奨学金・渡邊奨学金授与式
同窓会奨学金・渡邊奨学金授与式
5月22日(月)奨学金の授与式が,本校校長室で行われました。
授与された生徒達は,「奨学生としての自覚と誇りを持ち,その名に恥じぬよう進路目標達成に向けて頑張りたい」と決意表明していました。
渡邊同窓会会長からは,「それぞれの目標に向けて頑張ってもらい。そして,将
来,古高を支える側になってもらいたい」とのお言葉をいただきました。
◎同窓会奨学生・・・各学年の成績優秀な生徒に同窓会から奨学金を授与するもの。
・1年生は入試成績が抜群なもの。
・2,3年生は,前年度の成績優秀なもので,未授与者。
・金額は,6万円
◎渡邊奨学生・・・・渡邊奨学金は,本校高11回卒業生の渡邊義之氏の篤志寄附を
奨学基金とし,昨年度より奨学金を給付。
・3年生で東北大学等難関国公立大学・医学部医学科を志望す
る有望な生徒に対し奨学金を授与するもの。
・金額は,10万円
古高点描~春季生徒総会
5月19日(金)に春季生徒総会が行われました。
会計決算,予算などの報告のあと討論会を行いました。
討論会では,まず一つ目の話題として定期戦の反省会をしました。
定期戦の意義について応援団長から話があり,その後,各クラスで話し合ったことを代表して学級委員長が改善点とその解決策そして良かったところ,来年に引き継ぎたいことなどを発表しました。
1年生は入学当初,応援練習に不安を持っていたようでしたが,この討論会では,意義を十分理解しているようで,約3週間の練習を終え達成感・充実感が感じられ,真の古高生になったようでした。
二つ目は,古高の魅力再発信のための会議と題して討論を行いました。
古高の魅力として,伝統,団結力,定期戦,自由な校風,行事,勉強のできる環境,文武両道,食堂がおいしい,校舎が新しい,コンビニが近いなど多くのことが挙げられました。
これらの発信の仕方としては,SNS,学校のHP,母校に行って話をするなどの提案があり,今後生徒会執行部で検討していくことになりました。
団長の説明 クラス毎の討論
古高点描~創立記念日・120周年を迎えました。
新たな飛躍をすべく,生徒教職員一丸となって取り組んでまいります。
正門から見た南校舎
校訓が常設掲示された多目的ホールの外壁