古高点描

2017年3月の記事一覧

古高点描~シチズンシップ教育(1月24日)

シチズンシップ教育
 今年度古川高校は,シチズンシップ教育の県の指定校となり,「社会づくりに協働的に参画するための合意形成能力の育成と評価」を研究テーマとして取り組んでいます。
 9月10日(土)には,第3回蛍雪講座において,元衆議院議員 石山 敬貴 氏(本校OB)をお招きし,「議会における合意形成の実際と課題」という演題でご講演いただき,その後,クラスごとに,「成人年齢18歳引き下げ」をテーマにクラスディスカッションを行いました。
 今回は,1月24日(火)に,1年3組の現代社会の授業を公開しました。この時間は,「選挙制度を支える様々な思想・価値観の分析」の2時間目で,選挙制度について,前の時間の調査内容に基づいて多角的に検討し,異なる価値観を持つ人々が「理想の選挙のあり方」について議論する際の合意形成に向けた共通理解を創出する。ことを目標に展開されました。
 授業の後に,東北学院大学の坪田 益美先生と東海大学の斉藤 仁一朗先生から今回の研究についての指導助言をいただきました。
    
  

  さらに,2月15日(水)に,「民主制を考える」という演題で,東北学院大学教養学部人間学科の坪田 益美先生にご講演いただきました。
 講演では,現代社会における合意形成のあり方について,多様な価値観を尊重することの難しさや,質の高い合意に向けて熟議的思考の必要性などが指摘され,生徒たちは,これまでの授業で学んだ内容を,より深く考えていました。
 

古高点描~おおさき高校生タウンミーティング(2月12日)

おおさき高校生タウンミーティング
 2月12日(日)におおさき高校生タウンミーティングが芙蓉閣で行われ,本校から6名が参加しました。「高校生が考える少子化問題~住みよい暮らしを実現するために私たちがやってみたいこと~」をテーマに,本校の他に大崎中央,古川黎明,岩出山,古川学園の各学校の生徒と,グループに別れワークショップを行いました。
 参加した本校の生徒の感想
    ・同じ大崎市内の高校生と地元の未来について意見交換することができて,とても充実した
     時間を過ごせた。他の人の意見を聞き,私も大崎をより良いものにしたいと思った。
    ・同じ地域の高校生と一緒に自分たちのまちについて話し合う良い機会だった。今後,この
     つながりを活かして自分たちのまちのために活動していきたい。
  ・参加して,大崎市の良さを実感できて,また他の高校生がどんなまちづくりを理想として
     いるかを知ることができて,有意義な時間を過ごすことができました。
  ・大崎市に話し合い条例があるとは思ってもみませんでした。素敵な条例だと思います。
     私も大崎のために何かしたいと思いつつ何もできていないので,これを通して自由な発想
     を生み出していこうと思います。
  (広報 おおさき の2017年3月号に,タウンミーティングの記事が掲載されています)

古高点描~みやぎ高校生フォーラム(1月28日)

みやぎ高校生フォーラム
 1月28日(土)にみやぎ高校生フォーラムが県庁で行われ,本校は生徒会のメンバー2名で参加してきました。
 浦戸諸島野々島の復興ボランティア活動や古高祭での売り上げを熊本の復興のため寄付したことなど,一年間の古高生徒会活動についてパネルにまとめ紹介しました。