投稿日時: 2015/12/18
古川高校
【詩 部門】
優良賞 後藤(2年) 『、(てん)の余韻 。(まる)の余韻』
(県4位相当)
【短歌部門】
入 選 千葉(1年) 『「ほらあそこ、昼と夜との境目だ」 言って空指す 夕暮れの君』
入 選 工藤(1年) 『新しい校舎ふみしめたあとのときの 桜の花びらノートに留めた』
【部誌部門】
入 選 『揺籃80号』
(県7位相当)
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宮城県高文連文芸専門部が8月下旬に行っている県大会(全国高等学校文芸コンクールの県予選も兼ねる)。
次年度開催される全ての大会において、宮城県代表生徒を推薦する基準となる大会。入選以上は、平成28年度の
北海道・東北大会へ宮城代表として推薦される予定。
後藤は「ことば」にこだわる。一見奇抜なタイトルだが、そういう点でとても後藤らしいタイトルであり、作品で
ある。文章における「、」「。」の働きを、果実が熟するが如くに言葉で表現した。突き放したような表現の中に、
「、」「。」への後藤の限りない愛情が感じられる。
尚、他に小説部門においては2年の菅原、1年の千葉、詩部門において1年千葉が宮城県予選を通過し全国へ応募し
菅原の全国大会へとつながった!
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【小説部門】
優良賞 菅原(2年) 『ひまわり』
(全国8位相当)
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高文連が主催する文芸コンクール(読売新聞社共催)では唯一の全国大会。
優良賞以上は、東京での表彰式・研修(12月)に参加でき、入選以上は宮城県高文連から「高文連賞」が贈られる。
小説部門での宮城県入賞は3年ぶりになる。
今回の作品『ひまわり』は、幼い頃に親の離婚で田舎から引っ越していった少女を、幼馴染の少年がずっと思い
続けて彼女に会いに行く話。少年の頃の一途な想いを抱きながら成長した青年と、都会に引っ越し、過去を振り返
らずにきた彼女とのすれ違った想いを切なくまとめた。普段はファンタジーばかり書いているという菅原が、ひま
わり畑で無邪気に遊ぶ少年少女のフォトから着想したという。
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